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レセプト作成とは

【レセプト(診療報酬明細書)って何?】

医療事務とレセプト作成は、切っても切れない関係です。医療機関窓口における患者の支払い負担割合は通常3割で、残りの7割は各保険組合に医療機関から請求をします。その際に提出する請求書がレセプト(診療報酬明細書) なのです。


現在は全国的に見てもレセプトを作成するコンピューター(いわゆるレセコン)が導入されていることが多いです。日々の診療内容を打ち込んでいくとそのデータが徐々に蓄積されます。そして、月末には自動的にレセプトとしてプリントすることができますので、レセコンの操作に習熟すれば医療事務として勤務した初めての月であってもレセプト作成は可能です。


しかし医療機関では時としてレセプトを手書きする必要に迫られます。頻度的には高くありませんが、 レセプトに不備があり返戻された場合などに多く見られます。医療事務として就職するからには レセプトの仕組みをしっかりと理解し、いざという時には手書きも難なくできるようなっておきたいものですね。


【レセプトの構造】

「レセプトを見たことがない」という方もいらっしゃると思うので、どんな形式で書いていくものなのかをお話しますね。


左図赤枠は「患者さんの情報」を記入する欄です。

赤枠右上に患者さんが所有する「健康保険証」の記号や番号といった情報を転載します。この番号は患者さん一人ひとりが違うものを割り当てられています。この部分を写し間違えると必ずレセプトが返戻されてしまうので、間違えないように慎重に行わなければなりません。


赤枠左上は一般的な健康保険証以外にプラスαで情報を記入しなくてはならない患者さんのための欄です。たとえば、老人保健受給者、生活保護受給者、そして原爆被爆者(公費負担)の方達の場合です。


赤枠左下は患者さんの個人情報です。氏名、性別、生年月日などですね。

左図青枠は「医療機関の情報」を記入する欄です。


ここには「保健医療機関の所在地および名称」を入れることになっていて、名称・住所・電話番号を記載します。


ただしこの部分は、各医療機関に1つだけしかない情報なので、レセコン上では「定型文」となっています。


ですから、通常私たち医療事務がその都度入力する必要はないため、間違えようがないんです(笑)。

左図緑枠は「診療内容」を記入する欄です。


まず緑枠最上段には傷病名(診断名)と診察開始日、および診療実日数(何回医療機関を受診したか)を記載します。


緑枠中段左側は医療行為の内容全てを記入します。上から順に、初診・再診、医学管理、在宅、投薬(内服・外用)、注射、処置、手術、検査、画像診断、その他、となっています。


緑枠中段右側には診療内容のうち、とくに検査・処置・投薬について、より具体的な検査方法や薬の名前なども記載します。ちなみに緑枠中段左側の情報は、全て数字(診療報酬)のみです。


緑枠最下段には、その患者さんが1ヶ月間に受けた医療行為の合計である「総請求点数」を記入します。現状では「請求点数1点=10円」となっています。

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